真空成形から熱プレス成形への工法変換で外観品質向上

透明の樹脂素材(アクリル、PC、PVC等)を使用している場合、真空成形では埃や型跡が目立ちやすくなります。実際に、当事例ではアクリルの製品を真空成形にて製作していたため、埃や型跡が目立っており、外観品質に課題を抱えていました。

このような場合、真空成形から、熱プレス成形へと工法変換することを推奨します。熱プレス成形は、真空成形で問題となる埃や型跡がつきにくい工法であるため、外観品質の向上を期待できます。さらに、小ロット(数量:約50個以下)の場合であれば、真空成形の型製作費用を削減することができるので、コストダウンにもつながる可能性があります。

真空成形にて、透明の樹脂素材の製品を製作すると、埃や型跡が目立つため、高度な外観品質は見込めません。そのため、透明の樹脂素材をしており、高度な外観品質を求められる場合は、熱プレス成形など他の工法へ変更を検討した方が良いでしょう。熱プレス成形への工法転換により、歩留まりの向上も期待でき、コストダウンにつながります。ロット数により、最適な加工方法は異なりますので、お悩みの方は、是非三栄プラテックまでご相談ください。

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