タンク(槽)を平板構造から曲げ板構造へ変更し、メンテナンス性向上
当社では、厚板の曲げ加工はもちろん、厚板の溶接も得意としています。そのため、このようなタンクの製作を得意としています。 ...
一般的な樹脂のR曲げでは、曲げの対象となる部分を限定して加熱し、ワークを軟化させた後に曲げ加工を行います。ワークの形状にもよりますが、この方法では加熱した部分のみが熱収縮を起こし、上画像の通り完成品に反りが発生してしまいます。
このような場合、加熱範囲を曲げる部分のみ限定するのではなく、全面加熱することを推奨します。全面を加熱することにより、一部分だけが熱収縮することはなく全面が同様に熱収縮を起こすため、反りの発生を抑制することが可能となります。
もちろん、限定的に加熱することが一般的といえますので、ワークの形状や仕上がりなどを考慮した上で、限定部分の加熱、全面の加熱のどちらが最適であるか検討しましょう。