
角槽の製作法を『溶接』から『曲げ+溶接』へ変更し、コストダウン・品質向上を実現
ちなみに、当社のパイプヒーターは上下から同時に加熱するダブルヒーター仕様のため、『板厚5mm』までの曲げ加工に対応可能です。さらに有効加熱長さは2700mmまで対応しているので、原...


一般的に、立ち上がりの低い5面体の角槽は、底板1枚と側板4枚の計5枚を切り出し、4辺を溶接して製作されます。しかしながら、樹脂溶接では1辺ごとに段取り・仮組み・本溶接・仕上げの工数が発生するため、辺数が増えるほど加工費は嵩んでいきます。また、溶接ビードや熱による歪みが四隅すべてに出るため、「もう少し見た目をスッキリさせたい…」「継ぎ目を減らして安心して使いたい…」といったご要望に対しては、どうしても限界が生じてしまいます。


このようなケースでは、溶接と曲げ加工を組み合わせた工法を推奨します。
具体的には、まず長手側の立ち上がり2枚と底板を1枚の展開板として切り出し、長手の2辺をパイプヒーターで曲げ加工を行います。残る短手側の立ち上がり2枚のみを溶接することで、溶接辺数を4辺から2辺へ半減できます。
結果として、溶接工数の半減によるコストダウンにつながります。さらに、長手方向の継ぎ目がなくなるため外観がスッキリするとともに、清掃性やシール性の面でもメリットが生まれます。
ちなみに、当社のパイプヒーターは上下から同時に加熱するダブルヒーター仕様のため、『板厚5mm』までの曲げ加工に対応可能です。さらに有効加熱長さは2700mmまで対応しているので、原板の規格サイズが取れる範囲であれば、かなり大型の水槽でもこの工法で製作が可能です。「この寸法でも一体で曲げられるか?」といったご相談も、まずはお気軽にお問い合わせください。