デザインの変更により真空成形品の傷を目立たなくする

プラスチック成形品には、どうしても取り扱い上、傷がついてしまうことがあります。上図は真空成形品の例ですが、傷はもちろん、ショックラインも目立っており、外観品質の低下につながっています。

真空成形品の外観品質を向上させたい場合は、①シボ模様を大きくする、②明るい色の素材を採用する、といった2つの対策が有効です。このデザイン変更により、傷・ドラッグラインともに、殆ど目立たなくなっていることがお分かりいただけるかと思います。

真空成形品の外観品質を向上させるためには、デザインの変更は必須ともいえます。特にシボ模様は深ければ深いほど、傷や痕が目立たなくなりますので、是非ご参考ください。

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