板金加工から真空成形への工法変換で塗装工程を削減

当事例では、板金加工(曲げ+溶接)を行った後に塗装を施すことにより、筐体を製作しておりました。しかし、お客様より「現状よりもさらにコストを削減したい…」とのご相談を受けました。

そこで、当社にて、樹脂素材への材質転換、真空成形への工法転換をご提案しました。真空成形では着色された材料をそのまま成形することが可能です。そのため、こういった場合には、真空成形へ工法転換することにより、塗装の工程を削減することができます。当事例では、この工法転換により、工程削減によるリードタイム短縮、20%のコストダウンを実現しました。

上述の通り、塗装が必要な板金加工品は、真空成形により製作することで、塗装工程を削減することが可能です。ただ、ご希望の色の素材が市場に出回っているか、しっかりと確認する必要があります。また、樹脂素材では、板金加工品で使用される鉄・ステンレス等の材質レベルの強度は期待できないため、求められる強度をクリアできるかもしっかりと吟味しましょう。

>>お問い合わせはこちら!

関連事例一覧(リードタイム短縮)