ホッパーの構成を2部品から3部品へ変更し、真円度向上

一般的な樹脂ホッパーの製作手法は、扇形のシートを曲げ加工し、余分な部分をカットします。その曲げ加工品を2つ組み合わせることにより、ホッパーを製作します。ただし、この手法では、曲げ加工時の圧力が均一にかからないので、それらを接合しても優れた真円度を実現できません。

同様の加工手順で、2部品から構成する方法ではなく、3部品から構成する方法をとることで真円度向上を実現できます。ただし、3部品構成にすると各部品の端面の角度が変わるため、部品カットの際にはCAD/CAMを用いた5軸加工が必要となります。

実際にこの方法にて加工した製品事例をご紹介します。

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