
樹脂部品のリバースエンジニアリング!三栄プラテックの3次元R曲げ技術!
現行使用している樹脂部品を再製作しようとした場合に「図面が残っていない…」「現物しか手元にない…」ということで困った経験はありませんか?特にR曲げ加工品や熱プレス成形品のような曲面...
現行使用している樹脂部品を再製作しようとした場合に「図面が残っていない…」「現物しか手元にない…」ということで困った経験はありませんか?特にR曲げ加工品や熱プレス成形品のような曲面形状は、通常の採寸方法では精度の確保が難しく、再現に大きな手間と時間がかかるということも少なくありません。当記事では、このようなお悩みを解決する三栄プラテックの3次元R曲げ技術を活用したリバースエンジニアリングについてご紹介します。
例えば、2次元のR曲げ形状(例:単純な一方向カーブ)であれば、スケールやゲージ等を用いて寸法を測定し、形状を正確に採寸することが可能です。そのため、図面がなくとも、再製作することも十分に可能です(リバースエンジニアリング)

ただし、樹脂部品は2次元のR曲げ形状だけではなく、3次元のR曲げ形状も多く存在しています。例えば、複数方向に曲がる複雑なR形状や、立体的にねじれた面を持つ形状などが挙げられます。このような形状は、前述の方法だとそもそも採寸することが難しく、リバースエンジニアリングを実現することが困難なケースも多いです。

三栄プラテックでは、従来の測定方法では難しかった立体的で複雑な3次元のR曲げ形状であっても、3次元測定器を用いた3Dスキャンを通して、正確な寸法を測定し、正確な3D図面に起こすことが可能です。これにより、一般的には難しいとされる、3次元のR曲げ形状も柔軟に再現します!
現物をそのままスキャンし、ミリ単位で立体形状をデータ化します。複雑な曲面も正確に取得できます。

取得した3Dデータをもとに、曲げ加工に最適な形状へ調整し、曲げ治具や型の設計もデジタル上で精密に行います。
3DCADデータに基づき、再現に必要な治具や熱プレス型を製作します。図面がなくても現物を基準に忠実な再現が可能です。
熟練の加工技術により、複雑な多方向曲面も滑らかな仕上がりに成形します。
このようなステップを踏み、当社では、小型品から大型品まで対応可能です。例えば、10mクラスの大型品の場合には、分割構造とし、適切な形状を再現します。
図面が残っていない複雑形状でも、三栄プラテックの3次元R曲げ技術なら現物ひとつから正確に再現できます。少しでもお困りの場合は、ぜひ一度ご相談ください。お客様のニーズに確実にお応えします。