現物から形状を再現する「三次元測定・成形サービス」

図面がなくても、現物さえあれば正確に再現できます。
三栄プラテックでは、レーザースキャンを用いた三次元測定技術によって、従来の方法では測定できなかった複雑な曲面形状をデータ化し、R曲げ加工や熱プレス成形、真空成形に活用することが可能です。

サービス概要

通常の定規やノギスでは測定が難しい多方向曲面形状(当社では「三次元R曲げ形状」と呼んでいます)を、
高精度な三次元測定機でスキャンし、3D CADデータとして再現します。
測定したデータをもとに、曲げ治具や成形型を製作することで、現物と同等の寸法・形状で再現品を製作できます。
また、測定は最大10mまでの大型ワークにも対応可能です。
ただし、加熱炉や成形機のワークサイズは1.3~2.5mですので、それ以上の場合は分割が必要です。

成形品を3Dスキャン

対応可能な用途

船舶割れた窓製作
バイクのスクリーン
  • 現物しか残っていない旧製品・部品の復元(例:船舶、クラシックカーの窓)
  • 図面紛失や改修履歴が不明な試作品の再製作
  • 手作業で作られたR形状の再現と標準化
  • 材質の変更、置き換え(例:割れたガラス製カバーをポリカーボネートで製作)
エンジンフードをポリカーボネートで製作
シャンデリアの装飾を製作

サービスの流れ

1.写真にて製作可否の検討
  問い合わせフォームなどからおおよその形状や寸法がわかる写真を送ってください。

2.現物をお預かり
  お客様の現物サンプルをお預かりします。

3.三次元測定(レーザースキャン)
  高精度レーザースキャナで現物を非接触測定し、3Dデータを取得します。

4.3D型データ作成
  測定データから曲げ治具または成形型の3D CADデータを作成します。

5.型の製作
  3Dデータをもとに、アルミや樹脂など適切な素材で成形型や治具を切削加工します。

6.成形・製作
  熱プレス成形または真空成形により、現物と同等の形状を再現した製品を製作します。

特長

  • 最大10mサイズまでの大型ワーク対応
  • 三次元R曲げなどの多方向曲面にも対応
  • 現物から正確な3Dデータを再現
  • R曲げ加工・成形まで一貫対応

お問い合わせ

「図面がない」「同じものを作りたいけど形が複雑」
そんなお悩みを、三栄プラテックの三次元測定技術が解決します。
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